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さくら情報システム、ISIDの経費精算システム「Ci*X Expense」を販売し経費・請求書領域におけるDXを支援

 さくら情報システム株式会社は26日、株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)と、同社の経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」の販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴いさくら情報システムでは、Ci*X Expenseの導入ソリューションを提供開始する。

 Ci*X Expenseは、ISIDが持つグループ経営管理のノウハウを生かして開発された経費精算システム。充実した入力サポート機能と、操作性の高いユーザーインターフェイスを備えるほか、企業グループでの利用を前提としており、組織をまたいだマスタ管理や承認フローなども行えるという。

 ISIDは従来、このCi*X Expenseを直販で提供してきたが、市場ニーズの高まりなどを受け、幅広い業種・規模の企業への展開が期待できることから、代理店販売の開始を決定。1社目としてさくら情報システムと代理店契約を締結した。

 一方のさくら情報システムでは、中堅・大企業、あるいはグループ会社向けのERP導入をはじめとした会計システム領域に強みを持っており、今回の契約締結によって、これまで培ってきた会計システム領域におけるソリューション力、特にグループ会社向けソリューション導入のノウハウとCi*X Expenseの最新の機能により、企業の経費・請求書領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を図るとした。

 また、他システムとの連携や業務整理を含めたビジネスアウトソーシングなど、運用効率の向上を目指した提案も実施する考えで、さくら情報システムは今後、3年間で10企業グループへの導入を目指すとしている。