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富士ゼロックス、個室型ワークブース単体をオフィス向けに販売

 富士ゼロックス株式会社は30日、個室型ワークスペース「CocoDesk」サービスに加え、「CocoDesk」の仕様を生かして自社で企画・設計したブース単体商品「ソロワークブースCocoDesk」を販売開始する。なお、「ソロワークブースCocoDesk」の製造は株式会社オリバーが担当する。価格はオープン。

 富士ゼロックスでは、外出先や移動中のスキマ時間を活用しテレワークを行うための個室型ワークスペースとして、「CocoDesk」サービスを2月より提供開始している。9月30日現在では、東京メトロや京急電鉄の駅構内、オフィスビルエントランスに合計40台が設置され、順調に利用者数を伸ばしているとのこと。

 今回は、この「CocoDesk」で利用されている個室をベースとしたオフィス向けのワークブースとして、単体商品「ソロワークブースCocoDesk」を製品化。新たに販売を開始する。

ソロワークブースCocoDesk 白モデルの外観(このほか、黒モデルも用意される)
内観

 「ソロワークブースCocoDesk」の仕様は「CocoDesk」を基本とし、広々としたデスクや座り心地の良いいす、防音パネルを活用した静かな環境、24時間換気、抗菌コーティングといった特徴を継承。ドアについても、開閉時に人とぶつかる恐れがなく、スペースを必要としないスライドドアを引き続き採用するほか、熱感知式自動消火装置なども備えている。さらに、オフィス向け仕様としてLANポートを追加した。

 なお今後は、オフィスに限らず、商業施設や公共施設、マンションの共用スペースなど、顧客の要望に応じて幅広く提供する予定とのことだ。