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富士ゼロックス、個室型ワークスペース「CocoDesk」を商業施設やショッピングモールにも設置

東京メトロの7駅にも新たに設置

 富士ゼロックス株式会社は2日、東京地下鉄株式会社(以下、東京メトロ)との共創によってサービス化された個室型ワークスペース「CocoDesk」のサービス提供場所を、2月2日から順次拡大すると発表した。これにより総設置台数が16台増加し、計63台になるという。

 CocoDeskは、駅構内やオフィスビルのロビーなど、ビジネスパーソンの動線上に設置される個人用ワークスペース。富士ゼロックスが東京メトロと共同で行った実証実験の結果に基づいて利用可能なスペースを確保している。また、ブース内の空気は常に自動換気で入れ替わるようになっているほか、利用前後15分間は予約をブロックすることで、換気が十分行きわたる時間を確保しているとのこと。

 今回はこのCocoDeskの設置場所を拡大。ビジネスパーソンが自宅近くで集中し安心して仕事やオンライン会議を行えるよう、相鉄線二俣川駅直結の商業施設「ジョイナステラス二俣川」に2台、ショッピングモール「トレッサ横浜」に1台を設置する。

 また東京メトロの駅についても引き続き設置台数を拡大しており、渋谷、日本橋、六本木、東銀座、新御茶ノ水、麹町、豊洲の各駅に順次設置を実施。さらに、大手町駅直結の「東京サンケイビル」地下フロアにも2台設置されるとした。

 サービス利用料金は、15分ごとに250円(税別)。

 なお今後は、駅構内や自治体の庁舎など、公共スペースへのCocoDeskの設置を拡大し、テレワークを支援する各種サービスを拡充することで、Withコロナ時代の新たな働き方を積極的に支援するとしている。

CocoDesk(黒モデル)