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アライドテレシス、マルチギガビット対応レイヤ3スイッチのPoEモデルを拡充
2020年1月14日 14:47
アライドテレシス株式会社は14日、レイヤ3スイッチの新製品2モデルを1月15日より出荷開始すると発表した。統合管理機能を利用できる「AT-x530-52GPXm」と、エッジスイッチ向けに最適化された機能を搭載する「AT-GS980MX/52PSm」を新たに提供する。
新製品はいずれも、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×40ポート(PoE+給電対応)、5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX×8ポート(同)と、アップリンクなどに利用可能なSFP/SFP+×4スロットを備えた、PoE+給電対応のレイヤ3スイッチ。ポートあたり最大30W、スイッチ全体ではAT-x530-52GPXmが最大740W(AC電源2基搭載時)、AT-GS980MX/52PSmが最大370Wの給電能力を備えている。
管理機能としては、アライドテレシス独自の統合管理機能である「AMF(Autonomous Management Framework)」に対応。AMFでは、管理する側の「AMFマスター」と、管理される側の「AMFメンバー」が連携することにより、ITインフラ全体の統合管理を可能にしているが、AT-x530-52GPXmはAMFマスターに、AT-GS980MX/52PSmがAMFメンバーに対応する。
なお、AT-x530-52GPXmは自律型無線LAN「AWC」に対応した無線LANコントローラ機能をサポート。Web GUIからネットワーク統合管理機能を操作可能な「Vista Manager mini」にも対応している
価格(税別)は、AT-x530-52GPXmが67万円から、AT-GS980MX/52PSmが34万5000円から。AMFマスター機能を利用するためのライセンスは別売だが、AT-x530-52GPXm、ないし既存製品「AT-x530-52GTXm」本体と同ライセンスをセットにした「AMFバンドルパック」も提供される。