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アライドテレシス、充実したネットワーク管理機能を備えるスタッカブルスイッチ「AT-x530-52GTXm」

マルチギガビットにも対応

 アライドテレシス株式会社は24日、さまざまなネットワーク管理機能に対応したスタッカブルスイッチ「AT-x530-52GTXm」を、12月25日より出荷開始すると発表した。価格は60万円(税別)から。

 AT-x530-52GTXmは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×40ポート、および5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXポートを8ポート、SFP/SFP+×4スロットを搭載したスイッチ製品。5GBASE-T/2.5GBASE-Tのマルチギガビットに対応するため、高速ネットワークを配線の入れ替えなしに最小のコストで実現できるという。

 またネットワーク管理機能が充実している点も特徴で、まず、アライドテレシス独自の統合管理機能「AMF(Autonomous Management Framework)」をサポート。アニュアルライセンスを導入することによって、管理する側の「AMFマスター」として動作し、管理される側の「AMFメンバー」機器を最大20台まで管理することができる。

 さらに、自律型無線LANソリューション「AWC(Autonomous Wave Control)」に対応した無線LANコントローラ機能を搭載しており、標準で5台まで、ライセンスの追加により最大45台までの無線LANアクセスポイントを管理できるとのこと。

 なお、無線チャンネルブランケットライセンスを追加すれば、アライドテレシス独自のシングルチャンネルテクノロジー「AWC-CB(AWC-Channel Blanket)」での運用にも対応する。

 さらに、Web GUIから有線・無線LANの統合管理が可能な管理機能「Vista Manager mini」に標準対応し、直感的なネットワーク管理を容易に実現するとした。

 このほか、エッジスイッチとして重要となるセキュリティ、認証、省エネ機能など、さまざまなレイヤ2プラス機能を搭載。スタティック、RIP、64ルートまでのIPv4 OSPF、BGPルーティング機能を標準でサポート。

 追加でプレミアムライセンスを購入すれば、65ルート以上のIPv4 OSPFおよびBGPルーティング、IPv6のダイナミックルーティングやマルチキャストルーティング、VRF-Liteなど、ディストリビューションスイッチで重要となる機能が使用できるため、幅広い要件へ柔軟に対応可能としている。