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アライドテレシス、マルチギガビット対応のファンレススイッチ2製品を発表

 アライドテレシス株式会社は4月28日、マルチギガビット対応のファンレススイッチ「AT-x330-28GTX」「AT-GS970EMX/28」を出荷開始したと発表した。

 AT-x330-28GTXは、アップリンクに10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-Tポート×2とSFP+スロット×2を、ダウンリンクに1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×24を搭載した、レイヤ3のインテリジェントエッジスイッチ。ファンレスデザインを採用しているため、学校や病院など静音性が求められる環境での利用にも適しているという。

 また、複数のスイッチを仮想的に1台のスイッチとして機能させ、スイッチの冗長化を実現するVCS(Virtual Chassis Stacking)をサポートしているので、支店や支所のような小規模ネットワークのコアスイッチとして利用することもできる。

 アライドテレシス独自のネットワーク管理機能である「AMF(Autonomous Management Framework)」にも対応し、管理される側の「メンバー」として利用可能。レイヤ2のループ防止・冗長化機能「EPSR」のマスターノード/トランジットノードとしても利用できるほか、別途ライセンスを追加すれば、OpenFlowにも対応する。

 価格は27万2800円(税込)。

AT-x330-28GTX

 一方のAT-GS970EMX/28は、AT-x330-28GTXと同等のハードウェア機能を搭載しながら、ソフトウェア機能をネットワークエッジ向けに限定し、コストパフォーマンスを高めたエッジスイッチ。AMFが「エッジメンバー」(ネットワークエッジ向けに機能を限定したAMFメンバー機能)となるほか、OpenFlow非対応といった違いがある。

 価格は22万円(税込)。

AT-GS970EMX/28