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アット東京、インテックの閉域網サービスと相互接続、「ATBeX ServiceLink for INTEC DCAN」提供開始

 株式会社アット東京は30日、同社のデータセンター内相互接続プラットフォームである「ATBeX(AT TOKYO Business eXchange)」と、株式会社インテックの閉域ネットワークサービス「EINS/MOW DCAN」の相互接続による新たなサービス「ATBeX ServiceLink for INTEC DCAN」の提供を開始した。

 ATBeXは、アット東京が提供する最大100Gbps接続に対応したデータセンター内相互接続プラットフォーム。顧客はATBeXを利用することで、さまざまなサービスやコミュニティに迅速かつ効率的に接続でき、企業システム間の連携などさまざまな相互接続にも利用できる。

 EINS/MOW DCANは、インテックが提供する全国規模の閉域ネットワークサービス。EINS/MOW DCANを利用することにより、顧客ラックから顧客拠点に接続、TISインテックグループの各地のデータセンターへの接続や、インテックの広域仮想クラウドサービスであるEINS WAVEの各種サービスにシームレスに接続できる。

 新たに開始するATBeX ServiceLink for INTEC DCANにより、ユーザーはアット東京のATBeXを介してEINS/MOW DCANと接続し、DCAN網で提供されるさまざまなサービスの利用が可能になる。ATBeX、EINS/MOW DCANともに閉域通信網であるため、高品質でセキュア通信環境を構築できる。また、ATBeX ServiceLink for INTEC DCANを利用することで、インテックのEINS/VDC 富山DC、EINS/VDC 大阪第2DCとのデータセンター間ネットワークを構成することもできる。

 アット東京は、今後も柔軟なコネクティビティを誇るサービス相互提供のプラットフォームとして、また、国内外のデータセンター間連携ネットワークを実現するグローバルハブとして成長することにより、顧客が新たなビジネスを創出できる環境作りを目指していくとしている。