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アット東京、データセンターを利用して企業ネットワークの最適化を支援する「Cloud Direct Connect Pack」
2019年7月23日 13:27
株式会社アット東京は23日、同社データセンターを利用して企業ネットワークの最適化を実現するサービス「Cloud Direct Connect Pack」を提供開始すると発表した。
「Cloud Direct Connect Pack」は、ユーザー企業の拠点からアット東京のデータセンターへ接続し、そこをネットワークの集約ポイントとして利用することで、ネットワークの最適化を行うサービス。
このサービスを利用することにより、機器構成がシンプルになり、各サーバー間通信のルートの最適化と、低遅延の通信が可能になるため、設備コストや通信コストを削減できるという。また、新たなサービスを利用する際の対応も迅速になるとした。
さらに、アット東京のデータセンター内には複数のメガクラウドのダイレクト接続ポイントをはじめ、さまざまなサービス事業者の接続ポイントが設置されていることから、センター内でダイレクトに相互接続できる点も特長としている。
設備の構築にあたっては、ユーザー企業のネットワーク環境や将来的な要件にあわせ、2種類のサービスパックから選択可能だ。
1つ目の「FULL PACK(お手軽パック)」は、ユーザー企業拠点までのネットワーク回線を含めて、接続環境をアット東京がワンストップで提供するプラン。アット東京のデータセンター内で通信機器をホスティング利用することにより、データセンターにスペース契約をせずに接続環境を実現できる。
一方の「BYO PACK(持込パック)」は、アット東京内にユーザー企業専用のラックスペースを契約し、ユーザー側の持ち込み機器によって設備の構築を行うプラン。既設のWANネットワークを持つユーザーも、アット東京にもう1回線敷設することにより、さまざまなサービスを利用できるようになるという。また、専用のラックスペースにデータベースやストレージを設置し、低遅延のハイブリッド環境を構築することも可能とした。