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アット東京、IBMクラウドへの接続サービス「ATBeX ServiceLink for IBM Cloud」

 株式会社アット東京は20日、データセンター内相互接続サービス「ATBeX(アットベックス、AT TOKYO Business eXchange)」において、新メニュー「ATBeX ServiceLink for IBM Cloud」を提供開始すると発表した。2017年12月に、IBM Cloud Direct Linkのサービス機能が拡張されたことにあわせ、アット東京でもIBM Cloud向けのサービスメニューを刷新している。

 ATBeX ServiceLink for IBM Cloudは、IBM Cloudのプライベートネットワークと、顧客の環境とを接続するマルチテナント型サービス「IBM Cloud DirectLink Exchange」に対応し、顧客のIT環境とIBM Cloudデータセンターをセキュアかつ柔軟に接続するもの。

 具体的には、アット東京のデータセンター内のオンプレミス環境と接続するだけでなく、顧客拠点へのネットワーク接続、外部のSIerをはじめとするさまざま事業者との連携に対応するという。

 また帯域共有方式の接続サービスとして提供され、ポート速度範囲は50Mbpsから1Gbpsまで対応できることから、低帯域から高帯域まで、より多くのニーズに適応するとのこと。

 なおアット東京では、2016年3月から、IBM Cloud(旧称:SoftLayer)との接続サービスとして「プレミアムコネクト for IBM Cloud」(当時の名称はプレミアム コネクト for SoftLayer)を提供してきた。今回発表されたATBeX ServiceLink for IBM Cloudは、より柔軟な帯域で、顧客の要件に合ったネットワーク構成でのクラウド接続を可能にするとアピールしている。