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クラスメソッド、AWS向けマネージドサービス「メンバーズ」をアップデート

セキュリティ監査サービスを無償提供

 クラスメソッド株式会社は23日、Amazon Web Services(AWS)向けマネージドサービス「クラスメソッドメンバーズ(以下、メンバーズ)」を、6月1日に大幅にアップデートすると発表した。

 新プランでは、ベストプラクティス型のセキュリティ監査サービス「インサイトウォッチ」を新たに無償提供する。インサイトウォッチは、利用中のAWS環境がセキュリティのベストプラクティスに沿って設定・運用されているかの確認を行い、結果をレポート形式で出力するサービス。主に、CIS Benchmarks for CIS Amazon Web Services Foundations Benchmarkのコンプライアンスをサポートしているかチェックする。CIS Benchmakは、米国政府、企業、業界、学術機関のエキスパートが開発した設定ガイドラインで、組織のセキュリティを評価して改善するのに役立つ。

 このほか、AWS認定資格を有する技術者集団による継続的なサポートや、認定リセラーとして、日本円での請求書対応、サイバーリスク保険を提供。さらに、メンバーズにおけるAWS利用料金を5%割引する。利用の全リージョンおよび全サービスについて、総額から一律で5%割引となり、請求代行に関する手数料は掛からず、新規のAWSアカウント発行や既存のAWSアカウント移管にも対応する。

 また、上位オプションである「Premiumオプション」では、運用代行などのサービスのほか、モバイルアプリ開発、ビッグデータ分析基盤構築、インフラマイグレーション、サーバーレス環境開発、音声技術やAI・チャットボットを利用したアプリ開発、DevOps支援などの、AWSを用いたインフラ環境構築やシステム開発に関する技術コンサルティングの追加支援に対応する。