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AWSクラウドのスナップショットを日次で自動作成、AWSサポートサービス「クラスメソッド メンバーズ」を強化

 クラスメソッド株式会社は30日、Amazon Web Services(AWS)ユーザー企業向けの支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」のオプションとして、AWSクラウドの効率的な運用を支援する「オペレーション自動実行サービス」を開始すると発表した。

 「オペレーション自動実行サービス」は、このオプションサービスは、ストレージのバックアップ(スナップショット)作成やマシンイメージ(AMI)の取得など、システムを運用する上で日常的に発生する操作を自動で実行してくれるもの。Amazon EBSの日次スナップショット作成、AMI(Amazon Machine Images)の日次取得の2種類に対応しており、今後も追加を予定しているという。なお、現在は東京リージョンのAWSリソースのみ、自動実行の対象として指定できる。

 Amazon EBSの日次スナップショット作成では、毎日自動でスナップショットを取得するので、意図しないファイルの削除などを行った場合でも、ファイルを復元できる可能性が高くなるとのこと。

 一方、AMIの日次取得では、何らかの原因でサーバーが正常に動作しなくなった場合などに過去のマシンイメージを適用すると、正常時の設定に戻すことが可能になる。

 いずれも、作成・取得は深夜1時から6時の間に1回実施され、データは15世代にわたって保持されるとした。

 「オペレーション自動実行サービス」の利用料金は無料だが、別途、スナップショットやAMIの費用は必要。また、「クラスメソッドメンバーズ」フルサポートプランへの加入が必須となる。