クラスメソッド、AWSクラウドを活用したデータ分析基盤構築サービスをリニューアル

　クラスメソッド株式会社は、Amazon Web Services（AWS）を活用したデータ分析基盤構築サービス「カスタマーストーリーアナリティクス」（以下、CSアナリティクス）をリニューアルしたと発表した。

　CSアナリティクスは、データ分析に必要な基盤環境とBIツールをワンパッケージで提供するサービス。AWSのクラウド環境上に、データウェアハウス（DWH）やジョブ管理サーバー、BI環境を構築する。

　導入にあたっては、ユーザー企業のデータベースからデータを抽出し、自動的に分析環境へアップロードする機能など、必要な機能がテンプレート化されているため、最短1カ月での短期導入が可能。データ変換の準備作業をDWH内部で自動化する仕組みにより、ユーザーが分析や可視化といった作業に注力できるようにしているという。

　また、AWSのクラウド環境を基盤として利用するので、初期導入コストを最小限に抑えられるほか、必要に応じて柔軟にスケール可能といった特徴を持つとのこと。

　今回のリニューアルでは、月額10万円から利用可能な「Essentialプラン」、構築に加えて運用保守サービスにも対応する「Standardプラン」の2種類を用意する。また、「CSアナリティクス Data Uploader」オプションにより、AWS上に構築するCSアナリティクスとユーザー企業環境の間のデータの受け渡し、および受け渡すためのデータの準備をサポートするとした。

　価格は、Essentialプランが月額10万円、Standardプランが月額20万円で、いずれも150万円の初期費用が必要。さらに、AWS総合支援サービス「メンバーズ」の契約も必須となる。CSA Data Uploaderは月額5万円。

　なお今回のリニューアルに伴い、クラスメソッドでは、導入を検討する企業向けに1カ月間の無料トライアルを提供。また先着10社限定で、初期費用150万円が無料になるキャンペーンも実施するとしている。