クラスメソッド、AWS向けマネージドサービスの監視オプションを「Mackerel」ベースで刷新

　クラスメソッド株式会社は22日、企業向けAWS総合支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」の監視オプションサービスを刷新したと発表した。

　クラスメソッドメンバーズは、ユーザー企業のAWS利用を総合的に支援するサービス。クラスメソッドがAWS利用料金の請求代行から構築に関するコンサルティング、AWSインフラ運用、24時間365日体制でのセキュリティ監視まで幅広い支援を行うことで、ユーザー企業がAWSを活用したビジネスに注力できるよう、さまざまなサポートやAWSのベストプラクティスを提供するという。

　このサービスで提供されている監視オプションは、24時間365日体制でシステム監視を行う従量課金型のオプションサービスで、簡単な設定により、AWS環境の安定稼働、障害復旧の高速化を実現できるとのこと。

　今回、クラスメソッドではこの監視オプションを、株式会社はてなのSaaS型監視サービス「Mackerel」ベースのサービスとして刷新した。これにより、従来の監視サービスでは未対応だった、NLB（Network Load Balancer）やAWS Lambdaを監視対象のサービスとして選択可能にしたほか、Amazon EC2の監視においては、ログとプロセスも監視できるようになっている。

　また、URL外形監視をユーザー側で実施できるように改善。このほか、スマートフォンから監視画面へのアクセスも行えるようになった。

　監視オプションの利用料金は、初期費用が1万円／台、月額費用が5000円／ホスト。