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アライドテレシス、Wi-Fi 7対応・3ラジオ搭載の無線LANアクセスポイント「AT-TQ7613」
2025年9月11日 06:30
アライドテレシス株式会社は10日、Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ7613」の受注を開始すると発表した。価格は22万8800円(税込)。
AT-TQ7613は、Wi-Fi 7(4ストリームMIMO)対応無線LANアクセスポイント。2.4GHz/5GHz/6GHzの3ラジオ構成となっており、複数の周波数帯を利用して通信するMLO(Multi-Link Operation)により、理論上、最大46Gbpsの通信速度を提供できるという。またWi-Fi 7では、一度に利用できる帯域幅が従来の160MHzから320MHzに拡張されたことにより、多くのデバイスが接続でき、安定した高いスループットを実現するとした。
さらに、複数端末の同時利用環境でも効率的に帯域を割り当てて快適な通信を維持するMulti-RU、事前認証により、SSIDやパスワード入力なしで自動的にセキュア接続を行えるPasspoint(Hotspot 2.0)、異なるネットワークをシームレスに移動可能にするOpenRoamingといった最新技術にも対応する。
このほか、アクセスポイントが電波環境を自動調整し、常に最適な通信品質を提供する「AWC(Autonomous Wave Control)」や、多数のアクセスポイントを一元管理できるVista Managerシリーズとの連携といった、アライドテレシスならではのメリットも提供するとのこと。
なおAT-TQ7613では、Wi-Fi 7以外にもIEEE 802.11a/b/g/n/ac (Wave2)/axの各無線LAN規格をサポート。有線LANのインターフェイスは、PoE++の受電が可能な10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXポートを2基搭載する。