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Microsoftが12月の月例パッチ公開、57件の脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は10日、12月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 今月の修正パッチの対象となるソフトウェアは、Windows、Office、SharePoint、Exchange Server、Azure。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアはOfficeのみ。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで57件、うち最大深刻度が“緊急”のものが2件。

 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、「Windows Cloud Files Mini Filterドライバーの特権の昇格の脆弱性(CVE-2025-62221)」「PowerShellのリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2025-54100)」「GitHub Copilot for Jetbrainsのリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2025-64671)」の3件は、更新プログラムが公開前に悪用が確認されているため、マイクロソフトでは更新プログラムを早急に適用するよう呼びかけている。