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電通デジタル、AI時代に向けた企業のデータマネジメントを支援するコンサルティングサービスを提供

 株式会社電通デジタルは10日、企業のデータマネジメント変革を実現する統合支援サービス「Data Intelligence Suite」を提供開始すると発表した。

 「Data Intelligence Suite」は、企業のデータマネジメントの推進に向け、組織体制の構築からデータ基準策定、品質管理、カタログ整備、権限管理まで、一連の仕組みづくりを統合的に支援するサービス。電通デジタルがこれまでデジタルマーケティング領域において培ってきた各種コンサルティングのフレームワークを活用して現状分析と課題整理を行い、それに基づいた対応方針やルールを策定して、具体的な実行ロードマップに基づいた実施を支援する。

 これにより、データ品質管理、データ統合・ETL、データセキュリティ、データストレージ管理、マスターデータ管理、メタデータ管理やAI活用支援といったデータマネジメント業務を最大70%削減可能。また、生成AI時代に求められる「データの発見性」「理解性」「信頼性」が向上するとした。

 なお、ビジネス戦略や施策策定、顧客体験設計といったデータマネジメント施策の上流から支援することで、組織内におけるデータ利活用の目的やデータマネジメントの目標が明確化されるため、全社で一貫した方針や優先順位に基づいて施策を推進できるとのこと。

 データマネジメントの現状分析を行い、ベストプラクティスに沿って組織やスコープを限定したスモールスタートとすることで、迅速に価値を実証するほか、段階的に全社展開へと拡大する柔軟な導入支援も可能。加えて、策定したルールや仕様に基づいた製品導入の支援にも対応するとしている。