ニュース
三井情報、Boxで脱PPAPを実現する「楽シェア」を運用支援サービスのオプションとして提供
2025年3月27日 10:00
三井情報株式会社は、クラウドストレージ「Box」の運用業務負荷を軽減し、セキュリティ・ガバナンスを強化するツール「楽オペ for Box」のオプションとして、企業のPPAP対策を支援する「楽シェア」を4月より提供開始すると発表した。
楽オペ for Boxは、Boxのアカウント情報と、Active DirectoryなどのID管理システムの情報を同期させ、ユーザー/グループ/個人用フォルダーなどのプロビジョニングを自動化するツール。2013年からBoxの一次代理店を務めてきた三井情報が、長年の販売や導入支援で培ってきたノウハウを生かしてサービス化されたという。
今回、そのオプションとしてリリースされた「楽シェア」は、Microsoft Outlookのユーザー向けに、メール添付ファイルをBoxリンクへ置換する機能を提供するもの。送信者がメールに添付したファイルを自動でBoxへ格納し、共有リンクとパスワードをメール内へ記載して、受信者に送ることができる。受信者はBoxライセンスを持っていなくてもファイルの閲覧やダウンロードを行え、安全にファイルを送受信できるとした。
「楽シェア」の価格は、1ユーザーあたり月額330円。三井情報では、2027年に約10万ユーザーへの導入を目指している。