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環境省、新たなコンテンツ管理基盤としてBoxを採用 ワークスタイル変革とセキュリティ強化を実現

 株式会社Box Japanは19日、環境省が、同省におけるネットワークシステムの更改に伴い、クラウドストレージを中核としたコンテンツ管理サービス「Box」を用いてコンテンツ管理基盤を整備したと発表した。これにより、職員のワークスタイル改革による生産性向上と、より良い行政サービスに寄与していくとしている。

 環境省では、職員や組織内の情報共有、基本的な業務のデジタル化と効率化のためのネットワークシステムを運用しているが、今回はそのネットワークシステム更改に伴って後継基盤を模索。クラウドバイデフォルトにのっとり、全職員がテレワークやコロナ禍でも在宅勤務でも必要なコミュニケーションが取れ、業務を安心、安全に遂行できる基盤として、Boxの利用を開始した。

 これにより、職員は、組織内のコンテンツをストレージ容量無制限のBoxで一元管理し、自宅やオフィスからでも必要なコンテンツへのアクセスして、閲覧・編集・共有などの作業が行えるようになったという。

 一方で情報セキュリティ面では、ウイルスやマルウェアへの対策に加えて、対策が難しい内部不正やうっかりミスによる情報漏えいといった、重大な情報セキュリティへの対策も強化できるようになったとのこと。さらに、行政文書の電子的管理の基盤としても活用を行っているとした。