ニュース

MKI、Boxの運用負荷を軽減する自動化ツール「楽オペ for Box」販売開始

Active Directory連携などで大規模利用の運用を支援

 三井情報株式会社(以下、MKI)は21日、株式会社Box Japanが提供するファイルコラボレーションサービス「Box」のアカウント情報と、Active DirectoryなどのID管理システムの情報を連携し、システム担当者の運用負荷を軽減する自動化ツール「楽オペ for Box」の販売を開始した。

 楽オペ for Boxは、Boxのアカウント情報と、Active DirectoryなどのID管理システムの情報をCSVファイルで同期し、ユーザー/グループ/個人用フォルダーなどのプロビジョニングを自動化するツール。

 ユーザー/グループの新規作成・削除や、グループメンバーの追加/削除個人フォルダーの新規作成/コラボレート招待、ユーザー削除時に個人フォルダーを退職者フォルダーへ退避する機能や、組織対比表によるグループ名一括変更、ホワイトリスト/ブラックリストによる同期の例外指定、デバッグ機能などの機能を備える。

 楽オペ for Boxの価格は、ソフトウェア年間利用ライセンスが60万円から。ユーザー数に関わらず利用できる。

 MKIでは、Boxの一次販売代理店として特に大規模利用における導入・運用支援の重要性を認識し、従前よりBox導入時のシステム担当者の業務負荷を抑えるツールやサービスの提供を行ってきたと説明。楽オペ for Boxの提供開始により、Boxの大規模利用を導入から運用までトータルで支援する体制を整え、今後もより多くの企業のBox利活用を支えていくことを目指すとしている。

「楽オペ for Box」概要図