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三井情報、Boxの利活用を促進する「Box運用支援サービス」 運用効率化やSaaS連携などを支援

 三井情報株式会社は8日、株式会社Box Japanのクラウドストレージ「Box」を利用する企業に向け、「Box運用支援サービス」を提供開始すると発表した。Box運用時に発生する定型作業を代行する「定型作業代行サービス」と、企業がBoxを利用する上で抱える課題を解決する「課題解決支援サービス」を、それぞれ月額制で提供する。

 「Box運用支援サービス」は、企業のBox活用を総合的に支援するサービス。三井情報では従来、Boxの利用検討フェーズから運用フェーズまでを個別に支援してきたが、そうした際の知見を生かして、ユーザーやフォルダ設定等の定型運用業務にかかる負担の軽減を図るほか、Box利用に関する課題解決、他SaaSとのスムーズな連携などを行うために、新たに月額制サービスとして提供するという。

 2つのサービスのうち「定型作業代行サービス」では、主に申請受付を通じて、ユーザー登録、グループメンバー登録、フォルダ招待等の定型運用を代行する。また、指定のサイクルに従って定型レポートの提出なども行うとのこと。

 一方の「課題解決支援サービス」では、Box利活用に向けたさまざまな運用の自動化や、他システムとの連携、大規模改組への対応など、Box運用に関する課題や要望の実現案を検討し、企業に応じた解決策を提案・実行する。

 具体的には、ユーザー反映自動化、教育コンテンツ作成、他システム連携、他テナント統合、ユーザー情報の調査報告、テナント設定管理、Boxオプション管理などを行うとした。

 500ID以上で利用する場合の参考価格は、「定型作業代行サービス」が月額25万円から、「課題解決支援サービス」が月額24万円から。