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クラウド録画サービス「Safie」とAIチャットボット「BizStack Assistant」が連携し現場DXを支援

自然言語によってクラウド上の映像データを確認可能に

 セーフィー株式会社と米MODEは6日、セーフィーのクラウド録画サービス「Safie」と、MODEが提供する、現場の環境変化を報告するAIアシスタント「BizStack Assistant」との連携を、9月1日より開始すると発表した。これにより、建設現場などでのDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するという。

 セーフィーでは、映像データをもとに遠隔での状況確認や業務効率化、映像解析による異常検知・予測などの多様なソリューションを提供し、建設業界での“現場DX”を推進してきた実績を持つ。一方のMODEは、現場の環境変化を報告するBizStack Assistantを提供し、日々の業務をAIアシスタント(チャットボット)によってサポートしてきたとのこと。

 今回、両サービスが連携することにより、BizStack Assistantからセーフィーのカメラで撮った映像を呼び出せるようになり、業務やPCの操作に不慣れな利用者でも、AIアシスタントに自然言語で話しかけるだけで、必要な場面の録画データを簡単に閲覧できるとのこと。

 セーフィーでは、現場の状況を映像データでより客観的に把握可能になるので、現場の状況把握やトラブル対応が迅速化され、遠隔からでも効率的な運用を実現可能になるとしている。

 また、すでにSafieを利用している場合は、BizStack上にて、カメラ以外のセンサー・IoTデータを追加取得することにより、現場全体のデジタルツイン化を可能にし、より広範囲における“現場DX”を実現可能になるとした。