ニュース

セーフィー、エッジAIによる人物検出が可能な屋外向けクラウド録画カメラ「Safie GO PTZ AI」を提供

 セーフィー株式会社は13日、電源のみですぐに利用でき、屋外設置可能なLTE搭載クラウド録画型カメラ「Safie GO PTZ AI」を3月上旬に提供開始すると発表した。価格は要問い合わせ。

 セーフィーは、屋外でのインターネット環境整備が難しい場所向けに、電源のみで設置可能なLTE搭載クラウド録画型カメラ「Safie GO」シリーズを提供している。「Safie GO PTZ」シリーズは、確認したい箇所のピンポイントな撮影が可能で、敷地面積が広く隅々まで目を配る必要のある大規模な建築・土木現場でも、遠隔から工程表に合わせた撮影画角の変更や数十m先の状況をフォーカスした把握などができる。

 Safie GO PTZ AIは、建築・土木現場での活用をはじめとした屋外の現場状況のさらなる見える化・定量化を実現する、エッジAIによる人物検出が可能な製品。セーフィー特別仕様のカメラとしてi-PRO株式会社と共同開発したもので、確認したい場所をピンポイントに撮影できるパンチルトズーム機能を備え、搭載したエッジAIによる人物検出および人数カウント機能を追加した。

 建設現場では、特定エリアに人物が侵入したことを検知・通知することで、資材の盗難防止や安全管理に役立てられ、公共空間ではカメラ映像内の往来人数を計測することにより、対象エリアの人の流れを定量的に把握して、イベント企画やまちづくりの検討などに役立てられる。

 Safie GO PTZ AIは、2022年12月に提供開始した「Safie GO PTZ Plus」に続く第二弾として、i-PROとの共同開発を実施。セーフィーでは、画像センシングやAI技術に知見とノウハウを持つi-PROとの共同開発により、ユーザーのさらなるニーズに応えられる屋外対応カメラのラインアップを提供できるとしている。