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セーフィー、カメラ映像とAIにより交通量・通行量に関する一連のプロセスを提供する「Safie Survey」

 セーフィー株式会社は21日、カメラ製品とデータ解析用のAIエンジンを融合させた調査サポートサービス「Safie Survey」の提供開始を発表した。

 セーフィーは、これまで自治体や公共事業をはじめとした産業向けに、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や業務効率化、映像解析による異常検知・予測などさまざまなソリューションを提供している。2023年6月にテスト販売を開始した交通量調査サービス「Safie Traffic Survey」では、従来の手法でかかっていた多くの工数を削減し、交通状況を加味したイベント開催や土木工事の施工計画の立案に有益な情報を提供しているという。

 Safie Surveyは、テスト販売で行っていた交通量調査に加え、新たに通行量調査のメニューを拡充。セーフィーの知見を生かし、多彩なラインアップをそろえたカメラ製品、データ解析用のAIエンジン、サポートを組み合わせたサービスとして提供する。

 現場で活用する上でより適切なカメラ選定や、画角調整、AIの解析設定、AI解析精度の担保、データ解析に向けた映像の切り出しと加工、解析結果の出力、必要な形式に変換して集計するまでの一連のプロセスを、ワンパッケージとして提供する。

 AI活用のハードルになりがちな作業は専任スタッフが代行し、現地条件によっては映像から目視での調査を実施することで精度を担保する。現状AIモデルが存在しない内容でも、映像・現地情報から定義できることであれば柔軟に対応可能としている。

 また、調査に関わる人材や解析ツールの手配が不要となり、手間・コストが軽減されるため、定常的な調査の実施のハードルが下がると説明。交通状況を加味したイベント開催や施工計画の立案、効果検証、都度の改善に活用できるとしている。