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SaaS管理基盤「マネーフォワード Admina」、SaaSの契約更新タイミングを管理できる新機能を提供

 マネーフォワードi株式会社は28日、SaaS管理プラットフォーム「マネーフォワード Admina」(旧称:マネーフォワード IT管理クラウド)において、SaaS契約・サブスク管理機能を提供開始すると発表した。

 マネーフォワード Adminaは、SaaSのIDを一元管理するサービス。マネーフォワードのコア技術であるアカウントアグリゲーションを活用し、各種SaaSと連携することによって、社内で利用されているSaaSを可視化し、セキュリティリスクを低減するという。

 新たに提供されるSaaS契約・サブスク管理機能は、SaaSの契約更新やアカウント棚卸しのタイミングを一元管理するもので、マネーフォワード AdminaとSaaSを連携させ、契約情報を登録すると、契約更新日が近い順に並び替えて閲覧可能。1つのSaaSに複数の契約情報を登録でき、一度設定すれば、以後は同じサイクルで更新日を自動計算して表示してくれる。

 マネーフォワードiでは、SaaSには年払い・月払いなど多様な料金形態が存在し、支払い方法もサービスごとに異なるため、さまざまな種類のSaaSを導入すると契約や支払いの管理が非常に煩雑になってしまっていたが、同機能によって一元管理することにより、コストや手間の削減が可能になると、メリットを説明している。

 さらに今後は、契約更新日が近づくとアラートが出る機能や、Slack、Teams、Emailに通知する機能、メモや担当者を指定できる機能なども近日中にリリースする予定とのことだ。