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東芝デジタルソリューションズのエンタープライズ向けブロックチェーン「DNCWARE Blockchain+」、データ連携時の信頼性を向上させた新版を提供
2026年2月3日 13:17
東芝デジタルソリューションズ株式会社は1月30日、エンタープライズ向けブロックチェーン「DNCWARE Blockchain+」の新バージョンを提供開始した。
DNCWARE Blockchain+は、東芝グループが培ってきたクラスタ技術を基に開発したエンタープライズ向けブロックチェーン。企業用途に求められる高信頼性とアプリケーション開発のしやすさ、一般的なビジネス用途に配慮したアクセス制御と管理権限などを特徴としている。
新バージョンでは、複数企業間でのデータ連携時の信頼性をさらに向上させるための機能強化を実施した。データの正当性をリアルタイムで自動検証できる機能を追加し、利用者は操作や暗号技術の専門知識を必要とせず、安心してデータを利用できるようにした。
また、ブロックチェーンの応用範囲を拡大するためには、イーサリアムに代表されるパブリックブロックチェーンが形成するエコシステムと連携することが不可欠だと説明。新バージョンでは、DNCWARE Blockchain+上のトランザクションを、イーサリアム上のスマートコントラクトなどで安全に直接検証できるようにした。これにより、例えば、DNCWARE Blockchain+で発行されたNFTの移転証明をイーサリアム上で直接検証し、そのまま移転処理を実行できる。仲介者や第三者を介する一般的な方式に比べ、より安全で透明な仕組みを実現し、ブロックチェーン間の連携をスムーズに進められるようにした。
さらに、秘密分散ストレージ機能を追加した。データを複数の断片に分割し、所定数の断片を集めた場合にのみデータを復元できる技術で、アクセスはDNCWARE Blockchain+のシステムが制御し、指定された相手のみがデータを復元・入手できるようにした。これにより、機密性の高いデータを安全に共有できる。
DNCWARE Blockchain+の価格(税別)は、マネージドサービスタイプが5万トランザクションで月額25万円から、共同運営タイプが5万トランザクションで月額12万円から。
東芝デジタルソリューションズは今後も、実用性を重視した機能強化を進めるとともに、基盤だけでなく、その上で展開されるサービスの共創にも取り組んでいくと説明。DNCWARE Blockchain+をビジネスやサービス共創の中核技術として提供し、社会全体のDXと持続可能性の推進に貢献していくとしている。
