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マネーフォワード Admina、サービス購買の最適化を図る「Vendorプラン」の対象にAWSを追加

 マネーフォワードi株式会社は22日、情報システム部門向けの業務支援プラットフォーム「マネーフォワード Admina」で提供している、効率的なサービス購買を実現するベンダー管理サービス「Vendorプラン」において、新たにAmazon Web Services(AWS)を対象に追加すると発表した。

 マネーフォワード Adminaは、SaaSとデバイスの情報を従業員情報とひも付けて管理することで、IT資産を可視化し、従業員の入退社に伴う情報システム部門の業務を効率化するサービス。当社はSaaS IDの管理サービスとして提供されていたが、段階的に機能を拡張しており、現在ではラインアップのひとつとして、利用企業に適切な契約・購買プランを提案することにより、コスト削減を支援する「Vendorプラン」も提供されている。

 この「Vendorプラン」では、従来、SaaSを対象にコスト最適化を提案してきたものの、利用者からの「インフラのコストも最適化したい」という要望を受けて、一部ユーザーで実験的にAWSのコストを見直したところ、平均で10~20%近くのコスト削減の余地があることが明らかになったという。また、すでにAWSのコスト削減のサポートを受けている企業であっても、さらなる最適化の余地が見込まれたことから、今回、「Vendorプラン」の対象をインフラサービスにも拡大し、AWSのコスト最適化を可能にした。

 「Vendorプラン」は定額報酬型のため、コスト削減のリターンを初年度から受け取れ、削減額が大きいほどコスト削減効果は大きくなるほか、コスト削減額が契約時の支払い費用に満たなかった場合には返金を行う返金保証制度も設けられているので、企業はリスクを負わずに利用できるとのこと。