ニュース

SaaS管理基盤「マネーフォワード IT管理クラウド」とISMSオートメーションツール「SecureNavi」がAPI連携

ISMSの取得/更新に必要なSaaSの自動洗い出し機能を提供

 マネーフォワードi株式会社は16日、SaaS管理プラットフォーム「マネーフォワード IT管理クラウド」が、SecureNavi株式会社のISMSオートメーションツール「SecureNavi」とAPI連携を開始すると発表した。これにより、ISMSの取得/更新に必要なSaaSの自動洗い出し機能を提供する。

 マネーフォワード IT管理クラウドは、マネーフォワードグループが培ってきたアカウントアグリゲーション基盤を活用し、SaaSの一元管理を可能にするサービス。100以上のSaaSに連携することで、SaaS管理を容易にするほか、シャドーITの検出、退職者や不要になったアカウントの検知・削除などを一気通貫に処理できるという。

 一方のSecureNaviは、ISMSの構築・運用に必要な情報をクラウドサービス上に集約・管理することで、今まで必要だった、大量の書類作成の手間を削減するISMSオートメーションツールである。

 今回は両サービスのAPI連携により、マネーフォワード IT管理クラウド上に登録された利用中のSaaSが、SecureNaviに自動で登録されるようになる。ISMSの構築/運用の一環として、情報資産であるSaaSの洗い出し業務はISMS担当者の手間になっていたが、この連携によってISMS構築・運用の工数削減が実現するとのこと。

 さらに、利用中のSaaSを漏れなく把握できるため、適切なセキュリティ対策が可能になり、SaaS利用におけるセキュリティリスクの低減も実現するとしている。