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SaaS管理基盤「マネーフォワード IT管理クラウド」、電子契約サービス「freeeサイン」と連携

IDaaS「HENNGE One」との連携にも対応

 株式会社マネーフォワードは10日、グループ会社のマネーフォワードi株式会社が提供する「マネーフォワード IT管理クラウド」において、株式会社サイトビジットが提供する電子契約サービス「freeeサイン」と連携開始したと発表した。

 マネーフォワード IT管理クラウドは、社内におけるSaaSの利用状況を把握し、一元管理するサービス。マネーフォワードのコア技術であるアカウントアグリゲーションを活用し、各種SaaSと連携することによって、企業が導入しているSaaSのID発行・利用状況を統合管理する機能を備えているという。

 一方のfreeeサインは、freeeグループのサイトビジットが提供しているクラウド型の電子契約サービス。契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管といった一連の契約業務をオンライン上で行うことができる。

 マネーフォワード IT管理クラウド上でfreeeサインのアカウント利用状況を可視化可能になった。これにより、アカウントの一元管理が容易になるという。なお、連携はfreeeサイン APIを利用しており、APIオプションの申し込みや追加費用なしで利用できるとのこと。

 なおマネーフォワードでは3月3日に、HENNGE株式会社が提供しているSaaS認証基盤(IDaaS)の「HENNGE One」と、マネーフォワード IT管理クラウドとの連携を発表している。こちらの連携では、HENNGE Oneの提供するシングルサインオン機能を利用しているユーザーが、1種類のID/パスワードでマネーフォワード IT管理クラウドをはじめとした、さまざまなSaaSにアクセスが可能になった。

 また、IP制限や二要素認証などのアクセス制御機能や、デバイス証明書を用いた端末制御機能により、マネーフォワード IT管理クラウドをよりセキュアに利用できるとしている。