SaaS管理基盤「マネーフォワード Admina」、効率的なSaaS購買により利用料の低減を図る新プランを提供

　マネーフォワードi株式会社は11日、SaaS管理プラットフォーム「マネーフォワード Admina」（旧称：マネーフォワード IT管理クラウド）において、効率的なSaaS購買を実現するベンダー管理サービス「Admina Vendor」プランを提供開始すると発表した。

　マネーフォワード Adminaは、SaaSのIDを一元管理するサービス。マネーフォワードのコア技術であるアカウントアグリゲーションを活用し、各種SaaSと連携することによって、社内で利用されているSaaSを可視化し、ID管理を適切に行えるように支援するという。

　Admina Vendorプランは、利用企業に適切なSaaS契約・購買プランを提案することにより、コスト削減を支援するもので、SaaSの購買フローを一元化することによって、使用したいSaaSを事業部主導で導入できる環境を担保しながら、より効率的なSaaSの契約・購入を促していくという。

　具体的には、支出データやブラウザのアクセス履歴など、さまざまなデータソースから社内のSaaS利用状況を可視化し、アカウントの棚卸しや利用率の低いSaaSの解約・統合を行うほか、マネーフォワード Admina上で処理されている購買データに基づいて、定価の料金プランからは見えないコスト削減の可能性を示すことで、SaaS全体で10％以上のコストカットを目指すとした。

　また、削減したコストがAdmina Vendorプランの利用料を下回った場合は、差額を返金する「コスト削減返金保証」も実施する。事前に合意したSaaS利用料の削減目標まで削減額が達しなかった場合、未達分の金額を返金するとのこと。