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freee販売、案件ごとに項目をカスタマイズできる新機能を提供
ユーザーが案件に対し、任意の情報項目を自由に追加・管理可能に
2025年8月22日 08:30
フリー株式会社(以下、freee)は21日、クラウド型販売管理サービス「freee販売」において、案件ごとに項目をカスタマイズできる「カスタム項目」機能を提供開始したと発表した。
freee販売は、見積もりから売上管理までをカバーするクラウド型の販売管理ソフトウェア。このfreee販売の利用にあたり、案件データの項目以外に必要な情報がある場合、従来は表計算ソフトウェアなどで情報を管理する必要があったという。しかし今回提供を開始した「カスタム項目」では、ユーザーが任意の情報項目を案件に追加・管理できるようになるとのこと。
具体的には、数値や日付・金額・テキスト・プルダウンを設定可能。また、登録したカスタム項目は、案件の登録画面・編集画面・詳細画面・履歴画面、インポート/エクスポートだけでなく、案件の一覧画面のフィルタ/表示項目設定でも利用できるので、案件を横断して必要な情報の可視化を行える。このため、freee販売を新たに導入する際に、業務に必要な既存の管理項目をそのまま生かしながら、スムーズにデータを移行できるとしている。
さらに、流入チャネル・属性・エリア・最終活動日・次回アクション予定日・失注要因などのカスタム項目を設定することで、案件や顧客情報を多角的に分析し、簡易的な営業管理ツールとして利用できるため、営業活動において最適な接触タイミングを図れるとのことだ。
なおfreeeでは、業界ごとの利用例として、以下のようなものを挙げている。
映像・コンテンツ制作:制作ステータス、制作開始日、デザイン完了日
システム開発:リリース予定日、使用技術・言語、保守契約有無、保守期間
士業・コンサルティング:契約形態、成果物提出日、契約更新日
イベント:開催日、会場、集客数、許認可情報
不動産管理・清掃:物件名称、契約形態、保守点検スケジュール、作業頻度
建設:現場名、現場所在地、工期、協力会社、契約形態