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販売管理クラウド「freee販売」、原価推移レポートと案件詳細画面で予算の数値を表示可能に
予算の数値からプロジェクトごとの費用を予測し赤字を未然に防止
2025年5月14日 12:38
フリー株式会社は13日、クラウド型販売管理サービス「freee販売」の原価推移レポート機能をアップデートしたと発表した。原価推移レポートと案件詳細画面において、予算の数値を表示できるようになったため、原価予算と実績値を比較し、プロジェクトごとにかかる費用を大まかに予測するといったことが可能になっている。
freee販売は、取引先(顧客・仕入れ先)とのやり取りで生じる、“お金”と“モノ・サービス”の流れを管理する販売管理サービス。案件の見積もり、請求書の発行や回収といった、販売管理におけるフロントオフィス業務を効率化できるという。
今回は、同サービスで提供されている原価推移レポートのアップデートにより、データが分散しがちな予算情報と実績・帳票情報が一元化され、意思決定に必要な情報をリアルタイムに表示できるようになった。
これにより例えば、案件進捗中に赤字を早期発見して追加発注を依頼したり、増加する人件費を次回見積金額の売値に転換したり、といったアクションを取れるようになるため、事業全体での赤字対策を講じられるとのこと。
また、合計の実績値をクリックすると、該当の元データ・帳票の詳細が表示されるので、赤字となっている要因や、目標値との乖離(かいり)要因を正しく特定できるとしている。
なお今後は、グラフ・レポートをより見やすくし、社内の会議でも活用しやすい表示に改修する予定だ。