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ビズリーチ、無料の年末調整申告クラウド「HRMOS年末調整」を8月中旬より提供

 株式会社ビズリーチは、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)シリーズ」で提供している勤怠管理クラウド「HRMOS勤怠」の新機能として、無料のクラウド年末調整申告システム「HRMOS年末調整」を8月中旬より提供すると発表した。

 年末調整の手続きは長く紙で行われてきたが、2018年の税制改正によって2020年4月以後に開始する事業年度の年末調整から電子化への対応が可能になっており、従業員は、生命保険料控除、地震保険料控除等に係る年末調整関係書類について、勤務先に電子データでの提出を行えるようになった。しかしビズリーチによれば、いまだ約5割の企業が紙での年末調整を行っているのが現状という。

 そこで同社では今回、無料で年末調整の電子化に対応できる、クラウド型の年末調整申告システム「HRMOS年末調整」を新たに提供する。従業員が質問に回答していくだけで情報が入力される、わかりやすい仕組みを採用しているほか、従業員ごとに必要な申告書類をシステムが自動で判定し、書類が作成されていくため、年末調整の知識がなくても簡単に対応できるとのこと。

 またスマートフォン(iOS/Android)アプリも提供され、従業員が普段から使用しているスマートフォンやタブレットからの入力に対応可能だ。

 一方で年末調整業務の担当者向けには、年末調整書類の回収・未回収の状況を一覧表示する機能を提供。これにより、書類回収の進捗を一目で把握できる。あわせて、従業員に対する自動リマインド機能も用意されており、回収業務の工数削減を支援するとした。

 加えて、年末調整で使用した書類は7年間の保管が必要となるが、申告書を保管・一括ダウンロードできる機能や、印刷できるレポート機能を備えているため、保管・管理に関する負荷も軽減されるとのこと。