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IBMとOpenAI、最先端のフロンティアAIをサイバー防御に導入し、企業がマシン速度の脅威に対応できるよう支援
2026年6月30日 08:30
米IBMは現地時間22日、OpenAI Daybreak Cyber Partner Programに参画したと発表した。IBMは同プログラムへの参画により、フロンティアAIの高度な機能をセキュリティ運用に導入し、企業がマシン速度で進化する脅威に対抗できるよう支援するとしている。
さらに、最近発表したProject Lightwellを基盤とする取り組みの一環として、IBMは新たなアプリケーションセキュリティサービスを開始した。同サービスは、OpenAIのモデルによるサイバーセキュリティ機能を活用し、組織がソフトウェアの脆弱性をより迅速かつ高精度に特定・検証できるよう支援する。
プログラムを通じて、IBMはOpenAIと協業し、先進的なAI機能を企業のワークフローに防御用途として取り込み、組織がリスクの把握と低減を図れるよう支援するとしている。
新しいアプリケーションセキュリティサービスは、従来のコードスキャンを超え、OpenAIのサイバーセキュリティ機能を活用して脆弱性の特定と検証を行う。AI主導の分析でアプリケーションコードを精査し、欠陥や悪用可能な経路が存在する可能性の高い領域を優先的に特定する。
IBM Consulting Advantage(IBMが顧客向けにコンサルティングサービスを提供するためのAIプラットフォーム)を基盤とするこの仕組みは、顧客のアプリケーション環境を統制された安全な形で高度なAIと接続する。さらに、読み取り専用のコードリポジトリーアクセスと制限された実行環境のもとで、顧客環境内で動作し、大規模なリスク露出分析を可能にする。
サービスは、マネージド型のエンタープライズ向けサービスとして提供される。顧客は重要なアプリケーションの重点評価から開始し、コード変更や新たな脅威の発生に応じて、リスクを継続的に再評価するモニタリングへと拡張できる。
OpenAI Daybreak Cyber Partner Programへの参画は、フロンティアAIを企業のワークフローにどのように展開していくかというあり方を形作る上で、IBMが引き続き重要な役割を担っていることを示すものだとしている。IBMは、OpenAIおよびその他のパートナーとともに、制御された分析を含むセーフガードの標準策定に取り組み、企業のレジリエンス強化を支援していく。
Project Lightwellは、エンタープライズ向けセキュリティクリアリングハウスとソフトウェアサプライチェーン全体にわたり、オープンソースコードの修正、検証、管理を行うグローバルなエンジニア体制で構成されている。IBMとRed Hatによる50億ドルの投資により支えられ、OpenAIのサイバーセキュリティ機能やその他のフロンティアAIモデルを活用し、コードレビューと修正を支援する。
新しいアプリケーションセキュリティサービスは22日に提供開始され、OpenAI Daybreak Cyber Partner Programの一環として、今後さらなる機能連携も予定されている。