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NetApp、大規模AIワークロード対応を強化した「StorageGRID 12.1」を提供

 米NetAppは現地時間23日、AIおよび最新ワークロードのスケーリングを支援するために設計された「StorageGRID 12.1」のリリースを発表した。新バージョンでは、フェデレーテッド(連合型)グローバルネームスペースを導入し、分散環境におけるデータのアクセス、処理、管理方法を改善。AIデータパイプライン、データレイク、最新のオブジェクトベースアプリケーションを支える機能を提供する。

 NetAppでは、生成AIの台頭により、オブジェクトストレージは従来の用途である非構造化データやメディア、バックアップの保存基盤を超え、AI最適化データプラットフォームとしての役割を強めているというForresterの「Object Storage Solutions Landscape(2026年第1四半期)」レポートを紹介。今回のStorageGRIDのアップデートは、こうした新たな用途に対応し、運用の簡素化、パフォーマンス向上、コスト削減を実現しながら、AIのようなデータ集約型ワークロードでオブジェクトデータを活用することを可能にするとしている。

 StorageGRID 12.1の新機能により、アプリケーションやワークフローの再設計なしに大規模運用が可能になり、複数のStorageGRIDシステムを単一のネームスペースとして管理でき、最大10エクサバイト(EB)までスケールする。

 ワークロードやオブジェクトサイズに応じて、従来(12.0)比で最大400%のスループット向上を実現するAIファクトリー向けには最大12TB/秒のスループットを提供する。また、バッチ処理により数十億オブジェクトへの操作が容易になり、AIエージェントが前回スキャン以降の変更を追跡できる新機能により、より高度なAIデータパイプラインの構築が可能になる。

 セキュリティおよびガバナンス機能の強化では、規制環境に対応した制御機能を提供する。マルチ管理者による検証機能(multi-admin verification)により、データ保護とイノベーションの両立を支援する。