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ビズリーチ、クラウド型経費精算システム「HRMOS経費」を提供

他の「HRMOSシリーズ」との連携により、分散している業務や従業員情報の連携などを実現予定

 株式会社ビズリーチは21日、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)シリーズ」のラインアップに、クラウド型経費精算システム「HRMOS経費」を追加すると発表した。3月にグループ会社となったイージーソフト株式会社の「eKeihi」のブランドをリニューアルし、同日より提供を開始する。

 HRMOS経費は、経費精算の煩雑な手続きを一元管理・省力化できるクラウドサービス(SaaS)。交通費、出張費、会議費、交際費をはじめ、社内で発生するさまざまな経費の申請から承認、支払処理の電子化などを行うことができる。

 また2022年1月に施行された改正電子帳簿保存法の要件にも対応しているほか、2023年10月の導入が予定されているインボイス制度対応に向けて、今後機能をアップデートしていく予定。さらに、利用企業の経費精算業務の状況に応じた細かい対応と、さまざまな会計システム等とのデータ連携ができる柔軟さも特徴とした。

画面イメージ

 HRMOSシリーズでは、先行するサービスとして、採用管理、勤怠管理、従業員データベース、目標・評価管理、組織診断サーベイ、1on1支援機能などを提供しているが、今回、このラインアップにHRMOS経費が加わることで、将来的には、経理と人事で分散していた業務や従業員情報の連携を行う予定。HRMOSタレントマネジメントが提供する従業員データベースと連携し、申請・承認フローや支払い業務を常に最新の従業員情報で対応できるようするとしている。

 経費申請や勤怠管理などの承認画面を一元化し、より使いやすくすることで、経理だけではなく従業員の業務の効率化・生産性向上につなげられるようにするとのことだ。