週刊データセンターWatch:

日立製作所が北米で「エネルギーパーク」建設へ、X LABSと戦略的パートナーシップ

 株式会社日立製作所は、米X LABSとの間で、戦略的パートナーシップを締結した。北米地域のAIデータセンターに向けて、GW(ギガワット)級の電力を供給するインフラ施設「エネルギーパーク」の開発で協力していく。

 X LABSは、米国に拠点を置く投資運営および開発会社。同国におけるエネルギーインフラ分野の投資や、特別目的事業体(SPV)の運営・管理で多くの知見を持つと、日立は説明している。

 日立とX LABSが開発を目指すエネルギーパークとは、電力需要家の施設内や近接地に設置する電力供給拠点。発電・蓄電設備、送配電システム、エネルギーマネジメントシステムを配備する。その上で、地域の電力系統とも協調できる設計とすることで、大規模な電力調達をいち早く実現できるという。

 X LABSではSPVを通いて資金調達や用地選定を進め、2030年度前半に第一弾となるエネルギーパークを完成させる計画。両社によれば、エネルギーパークの設計開始から電力供給までを、SPVを通じたEnergy-as-a-Service(EaaS)として提供することにより、データセンターの事業拡大に必要な電力を安定的に確保することを目指すとしている。