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ウォッチガード、MSP向けのMDRサービス「WatchGuard Open MDR」を発表

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は20日、既存環境でサードパーティツールとの連携を可能にするMDRサービス「WatchGuard Open MDR」を発表した。

 WatchGuard Open MDRは、ウォッチガードのMDRサービスを基盤とし、24時間365日の検知/レスポンス機能をウォッチガード製品に加え、サードパーティツールにも拡張できる。これにより、MSPはプラットフォームを変更することなく、多様な顧客環境にわたって、フルスタックのマネージドセキュリティサービスの提供が可能になるとしている。

 WatchGuard Open MDRは、大規模なセキュリティを提供するMSP専用に設計されており、MSPパートナーが主体的に顧客関係を維持しつつ、ウォッチガードがSOCとしてバックグラウンドで運用する。また、専任のテクニカルアカウントマネージャー(TAM)がエスカレーション、根本原因分析、および継続的なセキュリティガイダンスをサポートする。

 主な機能には、WatchGuard Firebox、AuthPoint、EPDRを横断する環境への対応や、Microsoft Defender、CrowdStrike Falcon、Okta Workforce Identity、Microsoft 365、AWS、Google、サードパーティ製ファイアウォールなど、移行することなくサポートされるツール群が含まれる。

 ウォッチガード製品の連携とサードパーティ環境を単一の運用ビューに集約できるため、MSPはオンボーディングの迅速化や更新時の摩擦軽減を実現し、既存環境を移行することなく多様な顧客環境全般にわたってサービスの提供を標準化できる。

 ウォッチガードは、MSPや顧客に提供するメリットとして、WatchGuard Open MDRは、ノイズを削減して制御性を向上させるとともに、重要な情報を可視化して必要時に迅速なレスポンスを可能にすると説明する。また、実戦的なレスポンスのためのAIとして、独自開発のAI/MLがノイズを低減し、脅威を検証、6分以内にレスポンスアクションを開始し、月間の誤検知1件未満を実現する。小規模パートナーがSOC構築の負担やプラットフォーム変更を余儀なくされることなく、エンタープライズ規模の競争力の獲得を支援するとしている。

 さらに、統合された可視性により、エンドポイント、アイデンティティ、ネットワーク、クラウド、生産性ツールを横断し、セキュリティの提供を標準化。WatchGuardのSOCによる24時間365日の専門家による監視と検証により、企業による自社SOCの構築・運用を不要とする。迅速かつ組織的なレスポンスにより、脅威が拡散し、業務を妨害する前に隔離を実現。オンボーディング時の摩擦を軽減し、長期的な顧客関係を保護することで、エンタープライズレベルの複雑さを伴わない、エンタープライズグレードのMDRを実現するとしている。