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電子契約サービス「freeeサイン」、BoxやGoogle Driveとの連携利用に対応

アスタリストのエンタープライズiPaaS「ActRecipe」を活用

 アスタリスト株式会社と株式会社サイトビジットは8日、サイトビジットの電子契約サービス「freeeサイン」が、アスタリストのエンタープライズiPaaS「ActRecipe(アクトレシピ)」とAPI連携を開始したと発表した。この連携により、freeeサインと、BoxやGoogle Driveといったクラウドストレージとの連携利用が可能になったという。

 freeeサインは、freeeグループのサイトビジットが提供しているクラウド型の電子契約サービス。契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管といった一連の契約業務をオンライン上で行うことができる。

 一方のActRecipeは、さまざまなSaaSやFinTechサービスのデータ統合、データ連携によってマニュアル作業を排除し、内部統制を強化できるプラットフォームサービス。機能のワークフローをパッケージ化した「レシピ」を選ぶだけの簡単操作で、サービス間のデータ連携を即座にノーコードにて実現できるという。

 今回は、ActRecipeの「Freeプラン(β)」において、「freeeサイン - Box連携」「freeeサイン - Google ドライブ連携」のレシピが公開された。これらを利用すると、freeeサインの利用企業は、別途開発を行うことなく、freeeサインで締結した文書を、freeeサイン上だけでなく、BoxやGoogle Driveにも保管できるようになるとのこと。

 なお、ActRecipeのFreeプラン(β)は無料で利用できるが、freeeサイン側ではAPI連携費用が必要。また、freeeサインはLight~ProPlusプランの契約が必要となる。