ニュース

kintoneと連携した電子契約サービス「freeeサイン for kintone」、文書の一括作成・送信や三者間契約などに対応

 freeeグループの株式会社サイトビジットは16日、クラウド型電子契約サービス「freeeサイン」(旧称:NINJA SIGN by freee)とサイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」を連携させた「freeeサイン for kintone」(旧称:NINJA SIGN for kintone)に、3つの新機能を追加したと発表した。

 freeeサイン for kintoneは、kintone上の顧客情報を用いてシームレスに文書送付や契約締結を行えるサービス。文書作成から送信、保管/管理をkintone上で一気通貫して行えるという。

 今回の機能追加では、最大30通まで、kintone上での文書の一括作成/一括送信を行えるようになった。ひとつひとつ手作業で大量の書類を作成・送信する必要がなくなるため、同一の同意書を多くの取引先・従業員と交わしたい時や、雇用契約の一斉更新の際などに、手間を省略できるとのこと。

 また、テンプレート作成時や文書作成・送信時に相手方の人数が選択可能になり、通知書類や二者間契約に加え、三者間以上の契約でも利用できるようになった。現在は、最大5名(6社間契約)まで対応可能だ。

 さらに今回からは、freeeサイン上の文書テンプレートを利用しない文書送信をサポートした。従来はfreeeサイン上のテンプレートを利用して文書作成する必要があったが、この強化によって、作成済みPDFファイルを用いた文書の送信を行えるとのこと。