電子契約サービス「NINJA SIGN by freee」、SMSによる文書送信に対応

　freee株式会社のグループ企業である株式会社サイトビジットは28日、電子契約サービス「NINJA SIGN by freee」（以下、NINJA SIGN）において、ショートメッセージサービス（SMS）での契約締結・文書送信が可能になったと発表した。

　「NINJA SIGN」は、契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管といった一連の契約業務をオンライン上で行える電子契約サービス。無料のFreeプランに加えて4種類の有料プランを用意しており、必要な機能に応じて利用企業がプランを選択できるようにしている。

　その「NINJA SIGN」ではこれまで、文書（契約書）を送信する際には相手方のメールアドレスが必要だったが、今回、メールの代わりにSMSでの送信が可能に対応した。これにより、メールアドレスを持たない取引先とも、スマートフォンでSMSを受信して契約締結するといったことが可能になる。

　具体的には、契約書をはじめとした文書送信時に、締結の種類として「SMS」を選択すると、送り先電話番号の入力を行える。受信者が、受信したSMSに記載されているURLをクリックすると、送られてきた文書を確認でき、そのまま合意手続きなどを実行できるとのこと。なお、受信者側はNINJA SIGNにサービス登録をすることなく利用可能だ。

　なお、SMSによる契約締結機能は、Pro Plusプランでは申し込み（追加料金）不要で利用可能。Light／Light Plus／Proの各プランでは、月額5500円（税込）のオプションとして利用できる。