シャープ、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」にタイムスタンプサービスを追加

　シャープ株式会社は16日、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」を拡充し、複合機でスキャンした請求書や領収書などのデータに、タイムスタンプを付与する新サービスを、2月下旬から提供すると発表した。

　新サービスには、株式会社サイトビジットが運営する電子契約サービス「NINJA SIGN by freee」のタイムスタンプ機能を採用。COCORO OFFICE対応の複合機でスキャンしたデータに、クラウド上でタイムスタンプを付与することで、スタンプが付与された日時における存在証明、およびそれ以降の非改ざん証明が可能となる。

　ユーザーは、複合機の操作パネル上でサービスを選択し、COCORO OFFICE IDでログインしてスキャンすると、タイムスタンプを付与されたデータがクラウド上に保存される。保存完了時には、入力したCOCORO OFFICE ID宛てにメールが届き、記載されたURLからタイムスタンプが付与された電子データを簡単にダウンロードできる。また、パスワードの設定にも対応する。

　サービスの価格はオープン。シャープでは、COCORO OFFICE対応のNAS「BP-X1STシリーズ」についても、今後タイムスタンプサービスに対応する予定としている。