シャープ、各種データをクラウド上で管理・共有できるクラウドストレージ「COCORO OFFICE 共有フォルダー」

　シャープ株式会社は26日、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」において、各種データをクラウド上で管理・共有できるクラウドストレージサービス「COCORO OFFICE 共有フォルダー」を、2月28日より提供開始すると発表した。

　COCORO OFFICE 共有フォルダーは、文書や画像、動画などの各種データをクラウド上で管理・共有できるサービス。クラウドストレージ上にて、公開範囲が異なる「共有フォルダー」と「個人フォルダー」の2種類のスペースを提供する。

　このうち共有フォルダーは、同一組織内のCOCORO OFFICE ID保有者なら誰でもアクセスできるスペースで、メールやUSBメモリーにてデータを共有・保管する必要がなく、メンバー間でデータをスムーズに共有可能なほか、ファイル管理の一元化も図れるという。

　一方の個人フォルダーは、COCORO OFFICE IDを保有する個々のメンバーごとに作成さ、本人のみがアクセス可能。編集中データの一時保管や個人データの管理などに活用できる。

　いずれも、1ファイルあたり1GBまでのファイルをアップロード可能。また、シャープ製複合機との連携にも対応しており、複合機でスキャンしたデータを共有フォルダーもしくは個人フォルダーに直接アップロードできる。COCORO OFFICEで提供するタイムスタンプサービスとあわせて利用すれば、タイムスタンプを付与した状態での保存を行え、請求書や領収書といった取引関係書類のデータ保存・管理の効率化が図れるとしている。

　なおプランとしては、フォルダーの合計データ容量に応じて4種類（1TB/500GB/200GB/100GB）が用意される。価格はいずれもオープン。