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シャープ、スマートオフィスサービスと連携したNAS製品「COCORO OFFICE サーバー」の新モデル

実行容量2TB・4TB・8TBの3製品を用意

 シャープ株式会社は4日、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」に対応し、セキュアなデータ保存環境を手軽に構築・導入可能なNAS「COCORO OFFICEサーバー」の新製品として、「BP-X2STシリーズ」3機種を3月中旬より販売開始すると発表した。2TB/4TB(実効容量)モデルに加え、新たに8TB(同)の大容量モデルもラインアップしている。

BP-X2STシリーズ

 BP-X2STシリーズは、スマートオフィスサービスのCOCORO OFFICEと連携できるNASの新製品。COCORO OFFICEを利用できる専用IDが15ID分提供され、IDでログインすることにより、外出先からCOCORO OFFICEサーバーへのセキュアなアクセスが可能なほか、全文ファイル検索機能により、膨大なデータの中から必要なファイルを高速で検索できるという。また、COCORO OFFICE対応の複合機と連携することにより、COCORO OFFICEサーバーへのFAXデータの転送、日付や送信元別での自動仕分けも可能だ。

 ハードウェアとしては、24時間365日の稼働に適した、信頼性の高い専用HDDを搭載するほか、RAID機能(2TBモデル:RAID 1、4TB/8TBモデル:RAID 6)をサポートしているので、一部のHDDが故障した場合でも、交換を行うことでデータを復旧可能とした。

 さらに、ユーザーごとのアクセス制限機能や、誤削除・編集ミスからのファイル復元を行えるスナップショット機能により、データを保護するとのこと。

 なおBP-X2STシリーズは、独自サービスに加えて、初期設定から、設置から運用における保守、トラブル時の対応までをワンストップでカバーする、サポート付きのパッケージ製品となっているので、専任のIT管理者が不在の中小企業、小規模オフィスにおいても手軽に導入できるとしている。

 価格はオープン。2TB/4TB/8TBの各モデルとも、設置から5年間または6年間の運用保守サービスが付帯したパッケージがラインアップされる。