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シャープ、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」にデータバックアップサービスを追加

 シャープ株式会社は24日、テレワークや業務効率化を支援するスマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」を拡充し、PCやNAS内のデータをクラウド上に自動でバックアップする新サービス「COCORO OFFICE バックアップ」を2月中旬に提供開始すると発表した。

 COCORO OFFICE バックアップは、COCORO OFFICEを導入している企業が、PCやNASに保存されたデータをクラウド上に定期的に自動で保存できるサービス。機器のトラブルや誤操作によるデータ消失のほか、自然災害などによる機器自体の消失・破損からデータを保護する。

 被害が増加するランサムウェアなどのサイバー攻撃により、データが暗号化されてしまった場合でも、別の正常なPCからCOCORO OFFICEにログインすることで、クラウド上のデータをすぐに確認・ダウンロードできる。

 クラウド上のバックアップ容量は、100GB/200GB/500GBから選択できる。サービスの価格はオープン。

 シャープでは、COCORO OFFICEについては今後、社外とのデータ共有が可能となるファイル共有サービスや、複合機で受信したファクスデータをクラウド上に保存するサービスなどを拡充予定と説明。企業の業務効率化や生産性向上に加え、BCP対策にも資するサービスの提供に取り組んでいくとしている。