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シャープ、改正電子帳簿保存法に準拠したクラウドストレージサービス「COCORO OFFICE クラウド電子帳簿保存」を提供

 シャープ株式会社は10日、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」を拡充し、改正電子帳簿保存法の要件に沿って取引関係書類のデータを保存できるクラウドストレージサービス「COCORO OFFICE クラウド電子帳簿保存」を5月上旬に提供開始すると発表した。価格はオープン。

 COCORO OFFICE クラウド電子帳簿保存は、電子取引で授受した取引関係書類のデータに、取引先や取引年月日、取引金額などの情報を登録して、クラウドストレージに保存できるサービス。保存した後に訂正・削除することはできないため、データの真実性が確保できる。また、紙で授受した取引関係書類をデータ化して保存する、スキャナ保存の要件にも対応する。

 シャープ製の複合機からスキャンすれば、スキャナ保存に必要な解像度や階調の要件を満たしたデータで、直接クラウドストレージにアップロードもできる。

 また、サービスは、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が設けるJIIMA認証の取得を予定している。