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シャープ、業務プロセスの電子化と一元管理を実現するクラウド型ワークフローシステムを提供

 シャープ株式会社は、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」を拡充し、クラウド型ワークフローシステム「COCORO OFFICE ワークフロー powered by SmartFlow」(以下、COCORO OFFICE ワークフロー)を、4月中旬より提供開始すると発表した。VeBuIn株式会社が開発したワークフローシステム「SmartFlow」を、COCORO OFFICE用にカスタマイズして提供する。

 「COCORO OFFICE ワークフロー」は、70種類以上のテンプレートにより、出張や購入などの申請、人事・総務、勤怠にかかわる届け出など、用途に応じた電子申請書を簡単に作成できるワークフローシステム。回付・決裁ルートの設定も容易に行えるので、紙の書類に手書き・押印して回付する時間や手間を削減し、申請から確認・決裁、保管までの迅速化と、脱ハンコ・ペーパーレス化を実現できるという。

 またクラウド上での一元管理されることから、進捗を可視化できる点もメリット。「だれが」「いつ」「なにを」申請・確認・決裁したかが記録されるので、人為的ミスや不正業務の抑制につながり、内部統制の強化にも貢献するとした。

 またクラウドサービスであるため、スマートフォンからも利用でき、申請者や決裁者がテレワークや外出をしている場合でもも、円滑な業務の推進が可能とのこと。

 加えてオプションでは、改正電子帳簿保存法に対応した経費精算機能も提供される。スマートフォンのカメラで領収書を読み取ると、AI-OCR機能により、日付や金額が申請書に自動入力されるので、経費処理にかかわる負荷も軽減可能だ。