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シャープ、スマートオフィスサービスと連携したNAS「COCORO OFFICEサーバー」のUTM機能搭載モデル
2025年1月31日 10:00
シャープ株式会社は、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」と連携できるNAS製品「COCORO OFFICEサーバー BP-X2STシリーズ」(以下、BP-X2ST)のラインアップに、UTM(統合脅威管理)機能を搭載した「COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パック」(以下、UTM機能搭載パック)を追加し、2月下旬以降に販売開始すると発表した。価格はオープン。
「BP-X2ST」は、スマートオフィスサービスのCOCORO OFFICEに対応し、セキュアなデータ保存環境を手軽に構築・導入可能なNAS製品。実効容量2TB/4TB/8TBの3モデルが用意されており、高速な全文ファイル検索機能や外出先からのリモートアクセスにより、企業の業務効率化を支援してきたという。
今回は、同製品にUTM機能を追加した「UTM機能搭載パック」を新たに提供する。セキュリティ機能として、ファイアウォール、IPS(侵入防御システム)、ウイルス対策、迷惑メール対策、URLフィルタリング、アプリケーション制御といった機能を利用でき、外部からの不正アクセスや、マルウェア感染による内部からの情報漏えいなどへの対策を行えるとのこと。
またCOCORO OFFICE専用ID(15ID分)や設置・設定サービス、オンサイト保守などもパッケージに含まれており、シャープでは、中小企業や小規模オフィスなどのDXとセキュリティ対策を1台でサポートするとアピールしている。
なお従来同様、HDDはRAID機能(2TBモデル:RAID 1、4TB/8TBモデル:RAID 6)をサポートしており、一部のHDDが故障した場合でも、交換を行うことでデータを復旧可能とした。