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イトーキ、次世代の経営基盤に「Oracle Fusion Cloud ERP」を採用 さらなる生産性と収益率の向上を目指す

 日本オラクル株式会社は8日、株式会社イトーキが、次世代の経営基盤に「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(ERP)」を採用したと発表した。イトーキではこれにより、業務プロセス改善と経営資源の最適化を図るとのこと。

 イトーキでは、分断された業務プロセスによるマニュアル作業の増大や、散在した経営データの集計・分析の工数負荷など、効率化や生産性の観点で改革の余地があったほか、システム面では、個別のホストシステムに加えて一部でERPを利用しており、基幹システムの統合も取り組むべき課題だったという。

 そこで同社では構造改革プロジェクトを立ち上げ、グローバルに展開するグループの販売、会計情報を全社で一元的に可視化して、経営資源の最適化を図る目的で、複数のソリューションを検討。経営データが統合でき、業務フローの標準化、現場の見える化を実現可能な「Oracle Cloud ERP」を採用した。

 なおイトーキでは、採用にあたって、プロセスが全体に最適化されたOracle Cloud ERPのビジネスプロセスモデルを適用することで、業務フローの標準化を図り、業務の生産性が向上可能な点や、BIが組み込まれており、経営情報の見える化や分析が容易な点、90日ごとに常に最新機能がアップデートされ、環境変化にも対応できるとともに、運用・保守コストが低減可能な点などを評価している。