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エムオーテックスのIT資産管理ツール「LANSCOPE クラウド版」、クラウド版Garoonと製品連携

バックオフィス特化型FAQチャットボット「SYNCPIT」も

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は19日、自社のクラウドサービスとサイボウズ株式会社のクラウド型グループウェア「クラウド版Garoon」(以下、Garoon)との製品連携を行ったと発表した。

 今回Garoonと連携したのは、クラウド型のIT資産管理ツール「LANSCOPE クラウド版(旧製品名:LanScope An)」(以下、LANSCOPE)と、バックオフィス特化型FAQチャットボット「SYNCPIT」の2製品。

 このうちLANSCOPEでは、LANSCOPEが取得している操作ログをもとに、各日の最初と最後の操作実施時刻を、Garoonのスケジュールに表示できるようにした。デバイスの利用時間帯とスケジュールの登録内容を比較することで、勤務状況の見える化やサービス残業の是正につなげられるという。なお、時刻を表示するユーザーは設定時に選択できるとのこと。

 一方のSYNCPITでは、経費精算の期日などの連絡を、普段利用しているチャットボットに通知する機能を備えている。今回はこれを拡張し、Garoonとの連携により、その日に登録されているスケジュールを従業員に通知する機能と、未承認・未確認のワークフローがある場合に、承認・確認担当者に通知する機能を提供する。

 この確認依頼通知は、確認が終わるまで毎日通知されるため、うっかり確認が漏れていたといったケースを避けられるほか、当日のスケジュールを通知することで、毎朝の習慣に「チャットでスケジュールをチェックし、ワークフローの確認漏れもチェックする」といったサイクルを取り入れられるとアピールしている。