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エムオーテックスの「LanScope Cat 9.3」、働き方改革を支援する勤怠レポート機能などを搭載

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は4日、統合型エンドポイント管理ツール「LanScope Cat」の新版として、働き方改革を支援する機能を搭載した「同 Ver.9.3」を発表した。同日より提供を会する。

 LanScope Catは、PCの操作履歴の記録や、管理外の不正なPC接続の検知・遮断、USBメモリなどによる情報持ち出しへの警告表示といった情報漏えい対策に加え、IT資産管理、ソフトウェア資産管理の機能を持つ、統合型エンドポイント管理ツール。

 今回の新版では、働き方改革に対応する新機能を搭載した。まず、取得した勤務情報を「人別」「日時別」に自動でレポーティングする「勤怠レポート」を新たに搭載し、勤務状況を可視化できるようにした。PC電源のオン・オフ、ログオン・ログオフだけではなく、端末の操作ログをもとにしたデータが出力できる。

 また、定期電源設定で電源オフ実行後、一定期間は起動してもシャットダウンさせる設定と、クライアントごとに一時解除期間を設定できる機能を追加した。設定期間の間は、端末を起動しても強制シャットダウンされるため、業務時間外のPC利用を規制可能になるとのこと。

 さらには、LanScope Catで取得したPCの利用開始・終了時間を、株式会社ヒューマンテクノロジーズのクラウド勤怠管理ツール「KING OF TIME」の出勤・退勤時間へ取り込める連携機能を備えた。PCの利用時間を把握することで、実態に近い勤務時間の取得に対応したとアピールしている。